ハムスターの特徴Ⅱオスとメスを間違えることもある?!【23】
雌雄判別
他の動物同様。
雄=肛門と生殖器の間が離れている→雌=その逆。
大人の生後2~3ヶ月の雄は睾丸が大きくなっているので判別は容易だが、小さいうちは判別ミスが起こる。
これは言い訳になるが、ペットショップが問屋さんにハムスターを注文して入荷した際、雄雌別で発注することがあり、問屋さんは雌雄分けて送ってくれる。一応スタッフも再確認して雌雄合っているか確認はするけども、ここで確認ミスが起こりお客様に雌雄誤って販売してしまう事がある。
お客様は雌と聞いて購入しているので、後々雄だと分かると、名前は女の子の名前だし、ケージやグッツはピンクで女子っぽいので、迷惑を掛けてしまう。場合によっては交換させて対応するが、ここまで育てたから愛着があり、物ではないので安易に交換などと言ってはならない。
小さい内はよほどハッキリ分かる場合を除き、雌雄は100%ではないと伝えるべきかと。
小さいお子様が飼育する場合、繁殖を望む場合がある。保護者の方に伝えるべき事が、ハムスターは子供を食べる事がある。触りすぎ見過ぎ等によるストレスが原因。
これはハムスターに限った事ではなく犬・猫・ウサギ等、色々な生き物に見られる。
肥満に注意
通常、毎日餌を貰えるが運動量が少ない為、人間に飼われると太り易くなり、肥満に病気になりやすくなる。体重には気をつけ健康管理をする。
見た目はかわいいが、まん丸過ぎていないかが肥満の目安。
主食はハムスターセレクションという商品がおすすめ。小動物獣医師の指導・協力により開発された総合栄養フードとなり、ストレスも受けにくい。
時には野菜も与える。
にんじん、サツマイモ、キャベツ、ブロッコリー、チンゲン菜、小松菜
キュウリ、レタス等は水分が多いので下痢の原因となる。
ひまわりの種は大好物でいつも食べている?イメージが強いがカロリー が高いので、与えすぎると肥満になる。
動物性タンパク質を週に2.3回に1回与える=煮干、チーズ、小動物用のミルク、豆腐、ゆでた鶏肉、ドッグフード、キャットフード、ミルワーム等。
果物は糖分が多いのであげ過ぎに注意=りんご、メロン、ぶどう、バナナ、パイナップル。
アボガド、リンゴの種、桃、びわ、サクランボは中毒になる。
トイレは覚えてくれないハムスターも居る。
使う場合に使用するトイレ砂は固まらない商品を選ぶ。
給水はうつわに水を入れても問題ないが、周りにこぼれたりして汚れやすい。水飲み器を使用するとこぼれたり汚れたりしにくいためおすすめ。