ハムスターⅠ基本的な特徴【22】
ハムスターの代表的な品種
ペットショップでもよく販売されている。
実は私、過去のトラウマからハムスターを触ることができない。
ハムスター以外なら何でもハンドリング可能!!
ゴールデンハムスター・キンクマ・ジャンガリアン・ロボロフスキーなど。
げっ歯目の仲間の為、一生歯が伸び続ける。
自然界ではゴールデンハムスターとジャンガリアンハムスターとの間に子供が生まれる事はない。飼育下では無理に交配すれば生まれるが遺伝的な事を踏まえてよろしくない。
日本に来たのは1939年頃。繁殖しやすく飼育しやすい為、多くのゴールデンハムスターが歯の研究の為に使われていた。これは現在も使われている。
飼育はそれほど難しくなく種類によっては複数飼育も可能だがストレス等がかかるとケンカ、共食いの可能性もある。
全てのペットショップが該当する訳ではないが、売上げを取る為にケージいっぱいにハムスターを入れ、ストレスが溜まり上記のような事にもなる。
ゴールデンハムスターの特徴
繁殖以外は単独飼育
ハムスターの中では体が大きく雌の方が大きい。
両わき腹に1対の臭腺があり雄の方が発達している。
ジャンガリアンハムスター
複数飼育可能。ストレス・相性の問題で例外あり。
小ぶりな身体。雄の方がやや大きい。
腹部中心に1個の臭腺がある。雄の方が発達。
歯
なんでも齧るので飼育の際はかじり木必須。常にかじっていないと命に関わる。16本の歯があり。前歯の4本が一生伸び続ける。何かかじらないとあごや鼻に突き刺さる。
ほお袋
耳の後ろにあり、エサを貯めたり、巣材を運んだりする。
ゴールデンハムスターのほお袋の内側には毛が生えているが。ジャンガリアンハムスターには気が生えていない。
人間のご飯等が原因でほお袋からうまく取り出せなくなり、ご飯が腐り炎症を起こし腐る可能性がある。
内臓は小腸が体の長さの約2~3倍。小腸は大腸よりも長い。
ウサギ等は大腸が小腸より長い。
食性は草食中心の雑食性。食フンもする。
常時飲み水が必要。
夜行性
慣れてくると人間の生活パターンに合わせる。
慣れるまでは夜中に回し車の音がカタカタとうるさく気になるのでサイレントホイールなど低音に設計された回し車がおすすめ。
冬眠
野生のハムスターは冬眠をする。
飼育下では冬眠させない。突然温度が下がり冬眠させてしまうと身体の準備も出来ておらず、温度をゆっくり上げて起こしてあげないとそのまま亡くなる事がある。5~8℃以下になると冬眠する。
寿命
平均2~3年
ゴールデンハムスターの方が長生きする。
雄の方が若干長生き。
繁殖
ペットショップでも繁殖の早さ、多さについてはヒアリングするが、中にはどうしても繁殖させてく、ペアで購入するお客様もいらっしゃる。
約4日間周期で繁殖可能。発情は約12時間持。
妊娠期間=約18日
生まれたては、ピンクで無毛。
爬虫類の餌で使われる冷凍ピンクマウスといわれるのはハツカネズミの新生児。初めて見る方にとってはかなり抵抗がある。
平均出産数
ゴールデンハムスター=6~9匹
ジャンガリアンハムスター=5匹
約1ヵ月で大人。2ヶ月以上で繁殖可能。
梅雨時は湿気が高くハムスターは苦手。
風通しがいいケージがおすすめ。水槽は空気がこもる。
夏は暑さで弱ることがある。小動物専用のアルミプレートを使用したり、エアコンで温度管理をする。20~28℃の間で出来る限り一定に保つ。