ウサギの特徴Ⅱ交尾は一瞬で終わる。【21】
ウサギの特徴Ⅱ
習性は色々いわれているが、基本的には夜行性。
夕方から明け方にかけて活動する習性→薄明薄暮性。
ほとんどのウサギは人間の時間帯にある程度なれる。
糞
昼間は排泄をほとんどしないが夜間に大量の排泄物をする為掃除はペットショップでも午前中が基本。
ウサギの足には肉球は付いていない。猫のようにプニプニ感はない。
足の裏に毛が生えている。
部屋で遊ばせる時は床が滑らないように注意する。フローリングの場合滑って骨折の恐れがある。
肉垂れ→マフマフ
2~3歳以上の雌に目立つようになる→顎の下の皮膚。
大きすぎる場合、食糞が出来なくなる。
雌雄
雄=生殖器と肛門が離れている。
雌=生殖器が縦に割れていて、肛門とくっついている。
他の動物も生殖器と肛門の距離で判別するのはほぼ共通。
雌は腹部に乳首があることが触るとわかる為生殖器をみる必要はない。
性格
雄は縄張り意識が強い。
性成熟は7~8ヵ月
成長するとマーキングをする。
ストレス等で不安定だとスプレー行動は激しくなる。
止めさせるには去勢する。
雌は妊娠すると気が荒くなる。
偽妊娠しやすいといわれている。
また雌雄で飼育している場合、知らないうちに妊娠している可能性もある。性成熟は3~6ヵ月。
一年中が発情期なため、いつでも交尾可能。交尾にかかる時間は30秒ほど。動画で見たことあるがホントにあっというまに終了。
去勢&避妊手術は早い内にする。
妊娠期間=約29~35日。
ウサギの尿
透明・白色・黄色・オレンジ・茶色・赤など様々。
大人のウサギは濁った尿をする。濁っているのは結晶性の沈殿物が排泄されるため。炭酸カルシウムが含まれているのでケージに尿が付着すると固まって取れにくくなる。他の草食動物同様PHは8.2(7.6~8.8)のアルカリ性。仔うさぎは酸性。
寿命は6~8年程度ペットショップでもよく聞かれる事が多い。大体の店舗ではPOPに平均寿命を記入している。
歯は全て一生伸び続ける。切歯=6本。臼歯=22本 計28本
ほとんどの動物は体調の悪化を我慢する傾向があるので観察等注意が必要。
ウサギを扱う際の注意点
表情が分かりにくい。
呼吸が早いので異常だと勘違いしやすい。
身体が柔らかく保定しにくい=爪とぎはしないので定期的にチェックする。
急に暴れる
主食
勘違いされるお客様が多いがうさぎのフードだけでは飼育できないので牧草を主食として与える。
牧草
チモシー=イネ科の植物。低カロリー。
おやつは色々な商品が販売されているが、糖分が入っている場合好ましくない。コミュニケーションとして飼養するのであれば普段のペレットを使用するか、少量に留める。
水はいつでも飲める状態にする。健康を思い人間用のミネラルウォーターを与える方もいるが、ミネラルが過剰に含まれているため、結石の原因となるので市販されているのを飼養するならペット用の水を購入する。