モルモットⅠおとなしいのはじっと我慢しているだけ?!【24】
モルモット
うさぎに次いで人気のモルモット。ペットショップでも必ずと言っていいほど扱っている。ハムスターより大きく、うさぎほど大きくはなく飼育しやすく価格も安価。
ペットショップではアレルギーがあり毛の生えた動物は飼えないと言われるお客様もいらっしゃるが、品種によっては軽度の場合アレルギーのある人にもおすすめできる。
品種の名前は毛の特徴による。
体長約20-40cm 体重0.5-1.5kg。
イングリッシュ=最もよく知られているモルモット。短毛種。
クレステッドモルモット=改良品種。野生には存在していない。頭部につむじがある。
テディモルモット=改良品種。野生には存在していない。ちぢれた体毛。
スキニーギニアピッグ=人気が増している品種。ブタに似ているとよく言われる。毛が無いモルモット。軽度の動物アレルギーの方が購入する場合もある。
モルモットはハムスター同様=齧歯目。
インドとは関係ないがインドの旧名テンジクが付きテンジクネズミとも呼ばれる。
江戸時代にオランダ船から長崎にやってきた。
明治時代に一般市民に広まり実験動物として使用されるようになる。
実験に使われることをモルモットにする、されるという表現が使われる。
ペットショップや動物園などでふれあい広場イベントで活躍する事が多い。
そんな影響で大人しいというイメージが強いモルモットだがベタベタ触られ我慢し、もしかしたらイヤなことが終るのを待っているだけなのかも……
慣れていないとストレスになり、暴れるので注意が必要=骨折することも!
指は前=4本 後に指=3本
歯は切歯といわれる前歯が上下に4本、臼歯の奥歯が16本 合計20本
色は黄色が健康。切歯と臼歯は一生伸び続けるのでやわらかい物ばかりだと後々動物病院で切ってもらう必要がある。
乳首の数と場所は⇒下腹部に一対
食生活で注意する事
モルモットはビタミンCを自分で作ることができない。
ビタミンCが摂れるようにフード選びが大事=セレクションシリーズがおすすめ!
食性は完全草食性。ハムスターと姿は似ているがハムスターは雑食性。
うさぎ同様、盲腸便を食べる。
主食は牧草・ペレット。
与えてはいけない野草・野菜=アサガオ、スイセン、キョウチクトウ、ヨモギ、
ネギ、玉ねぎ、ニラ等。分からない場合は与えないほうが無難。
牧草
チモシー=下記のアルファルファに比べタンパク質、カルシウム、嗜好性も劣が高繊維質により消化機能を助け、健康的な体を作る。
アルファルファ=生まれてから60日位の成長期などに適している。
牧草は歯を摩耗させ伸びすぎの予防や健康にもいいため常に入れておく。
床材と使用してもいい。