ウサギの品種と特徴そのⅠ【20】
ウサギの代表的な品種
ペットショップでも犬・猫に次いで人気のあるうさぎ。飼いやすさ、ある程度懐く、大きな声で鳴かない等で人気が出てきた。
おとなしい子が多いが、狂暴性の強い個体もいる。ペットホテルで預かった際はケージに近づいただけで、威嚇し、掃除の為に手を恐る恐る入れたら噛み付かれる程。
ホーランド・ロップ
ロップ=垂れ耳
垂れ耳で温和で飼い易い。ロップ種の中では最も小さい品種。
ミニレッキス
毛が短く髭が縮れている。とてもきれいな毛並み。
アンゴラ種
全身が12~15cmに達するとても柔らかく美しい毛。
ライオンラビット・垂れ耳=ライオンロップ
顔のまわりにある飾り毛が特徴。
ネザーランド・ドワーフ
ペットショップでも人気の高い種。1㎏位の小型のうさぎ。
ミニウサギ
残念ながらそれほど小さくはない。様々な品種のMIX。
大きさは個体差がある。
ウサギの特徴
アナウサギを家畜化。
元々は齧歯目に分類→ネズミの仲間。現在→ウサギ目に分類。
齧歯目の上顎の門歯=2本
ウサギの上顎の門歯=4本。
齧歯目=前後に顎を動かす。ウサギ目=左右に顎を動かす。
ウサギの数え方はペットショップでも言いがちだが匹ではなく羽→仏教で4足の獣肉を食べる事を禁止した為、羽→鳥として食していた。
目を開けたまま寝る。役割は天敵に襲われないようにだが、その構造のせいで薬品の実験に使われてしまう。瞬きしないので都合がいい。
自分に危険が無いと安心できる飼育環境ならいつか目を閉じて寝てくれるようになる。
ウサギの視野は360度ほぼすべてを見渡すことができるが視力は0.05~0.1くらい。
光を感じる能力が高く人間の8倍。赤色が見えず、青と緑は見えているといわれている。
立体的に見えるのは正面のみ。手で餌を与えようとしても気づかれない事がある。
耳=聴覚が発達。敵の位置、気配をいち早くキャッチ!!と、血管が発達し熱の発散を助け体温調整の役割もしている。冷却効果あり!!
内臓の特徴
肺活量が少なく呼吸数が多いため無理な運動を長時間させない。
便
普段するコロコロとした丸い便と盲腸便といわれる肛門に直接口をつけて食べる便がある→ビタミンB群・タンパク質の接種の為。飼っているウサギが便を食べていても驚かないように。夜中から早朝に食フンするので見る機会はあまりないかも。
嘔吐が出来ない構造のため異物が入ってしまっても自分で吐くことが出来ない。
ケージ内はもちろんのこと、部屋の中等で遊ばせる際は誤飲の原因になるものがないかよく確認する事が大切。
盲腸は発達し身体の割りに大きく多数の細菌があり、消化に役立っている。