犬の特徴・凄さ・鼻は人間の約100万倍ってピンとこないけど……【14】
犬の飼養と管理方法
和名→イエイヌ
学名→カニス・ファミリアリス
犬の祖先→オオカミ
オオカミが家畜化されると鼻面が短く、頭が丸くなり歯の鋭さが失われる。
上記のことから犬は肉食か雑食かといわれていたが→雑食性の傾向。
イヌの家畜化
狩猟犬=獲物を追う・捕獲する→番犬=不審者から身を守る→愛玩犬=癒しを求める
ケネルクラブ→1873年。イギリスで設立。犬種の標準(スタンダード)を定め、品評会を主催する団体。
日本=JKC
日本犬
昔より姿形や習性はあまり変化していない。欧米では様々な用途で品種改良が行なわれていたので容姿は様々。
秋田犬=大型犬。「あきたけん」ではなく「あきたいぬ」。忠犬ハチ公で有名。
甲斐犬=飼い主に一生忠誠をつくし飼い主以外の人間には心を開かないといわれている。
紀州犬=警察官が人を襲った紀州犬に13発発砲し射殺という事件があった。
柴犬=飼育頭数は最も多く日本犬の代表格。ペット業界に長くいると様々な犬種に関わるが、なんだかんだ柴が一番可愛く思う。
四国犬=高知県原産の中型の品種。日本犬の一種である。土佐闘犬とは別品種。
6品種=文部省→天然記念物に指定
嗅覚
最も優れている感覚器。
生まれた直後の子犬でも嗅覚は発達している。
感度は人間の約100万倍→例えば一般的な25mプールに水だけと一滴お酢を垂らしても嗅ぎ分けることが出来る程の強さといわれている。
鋤鼻器(じょびき)=ヤコブソン器官=空気に含まれる分子を嗅ぎ分けるための器官
雄はほかの犬の尿中のフェロモンで相手の年齢や性別などを推測する。
雌は尿で自分の存在を周囲の雄に知らせる。
聴覚
犬同士のコミュニケーションにも役割を果たしている。
実用性・外観上の好みに合わせて品種改良されている。
犬笛=店では接客しない限りあんまり売れなかったなぁ。しつけに使える周囲に聞こえないので迷惑とならない。
音源の方向を知る能力は人間が16方向。犬は32方向もの分解能力がある。
犬の耳は動かすことが出来る。耳を動かす筋肉が左右各17個。
視覚
人間のようにはっきりとした色覚はないのでカラフルなフードは人間が美味しそうと思うだけで犬には関係ないが、色合いで購入しているお客様もいた。
視力は0.3。シルエットで判断するといわれている。そのかわり動体視力は優れている。
歯
乳歯と永久歯が生える。
約3週齡で乳歯が生え始め、約8週齡までに28本→生後約6ヶ月で42本。
脚
犬には鎖骨がない。
尾
運動のための器官→舵の役目・ブレーキの働き。
防寒のための器官→体を丸めて寝る→尾で鼻先を覆うことにより、保温ができ呼吸器が保護される。
コミュニケーションのための器官→愛情や信頼だけでなく警戒や威嚇の時も使われる。
断耳=垂れ耳を直立させるために、耳の軟骨の一部を切除すること。
怪我を予防。聴覚を改善する目的。
現在→美容の目的。ヨーロッパでは断耳禁止。日本でも法律で禁止するべきという声も多い。
断尾=尾を切断して長を調整。
猟犬が尾を負傷するのを防ぐ、尾が藪やぶにあたって音を立て獲物を逃がしてしまうのを防止。
断耳同様世界的に禁止の傾向。
血統証明書
戸籍謄本のようなもの。
純粋犬種においては、この血統書によって本犬とその両親から祖先まですべて同一の犬種であるということが証明される
→血統書が添付されている犬の質の善し悪しや価値を直接評価したものではない。
血統証明書(血統書)の記載内容
犬名=繁殖者がつけた正式な登録名と犬舎号の組み合わせで表記
犬種名・登録番号・性別•生年月日•毛色•繁殖者••DNA登録番号•ID番号•血統書の登録日•血統書の発行日など
血統書は犬猫を販売する時には必ず添付しなければならないことは義務付けられてはないない。
血統書には、遺伝的疾患に関する情報を記載する。
ペット保険の加入は必要か
医療費はかなり高額になるのでもしもの時の為に加入を検討してもいいかも。
犬・猫を販売するショップ等で勤務する場合、ほとんどの所でこの保険を販売する資格を取ることになる。