動物・ペットについて語るブログ

ペット業界20年。業界で経験、学んだことを一人語ろうかと。。

基本的な犬のしつけ・訓練との違い・健康チェック【17】

基本的な犬のしつけ・訓練との違い しつけ=飼い主が犬を常にコントロールできるようにし、家庭犬としてのマナーを身につけさせること。 トイレの場所、吠えるべきではないとき、寝床、散歩時に引っ張らない、他の犬、猫など他の動物に友好的に接することが…

犬の社会化と学習方法の名称【16】

犬の社会化 社会行動パターンを身につけていく過程のこと。社会関係のマナーやルールを学ぶ。社会的な発育。 社会とはそれぞれの種によって異なり社会化の内容も進み方もそれぞれの種によって異なる。 社会化が起こる時期 社会化に失敗してもあとから訓練に…

犬を飼う前の心準備・自分と犬のライフスタイルを考えよう【15】

犬を飼うときに知って欲しいこと 犬は様々な用途で改良が行なわれ体重や運動能力・性質が犬種によって異なる。 犬を飼う場合は自分のライフスタイルに合った犬を選択する。 散歩の頻度、大型犬なら1日1時間以上を朝夕必要。 ボーダーコリーは賢さはあるが…

犬の特徴・凄さ・鼻は人間の約100万倍ってピンとこないけど……【14】

犬の飼養と管理方法 和名→イエイヌ 学名→カニス・ファミリアリス 犬の祖先→オオカミ オオカミが家畜化されると鼻面が短く、頭が丸くなり歯の鋭さが失われる。 上記のことから犬は肉食か雑食かといわれていたが→雑食性の傾向。 イヌの家畜化 狩猟犬=獲物を追…

ペット業界に必要な法律のことⅨ・身体障害者補助犬法・愛玩動物用飼料の安全性の確保に関する法律・鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律【13】

身体障害者補助犬法 法律の目的 犬を訓練するための事業を行う者が果たすべき義務、補助犬を使用する障がい者が果たすべき義務を定め、障がい者が、国家の公共機関が管理する施設や公共交通機関等を利用する場合に、補助犬を同伴することができるようにする…

ペット業界に必要な法律のことⅧ・ノイヌ・ノネコ・動物の飼養及び保管に関する基準・狂犬病予防法【12】

愛護動物をみだりに殺したり傷つけたり遺棄した人に対しての罰則。 山等で生まれ育ったノイヌ・ノネコは愛護動物に含まれない。 以前人間が管理していた、一時的に所有者がいないだけの野犬・野良猫は含まれる。 魚類・両生類・昆虫類は含まれない。 動物の…

ペット業界に必要な法律のこと Ⅶ・犬・猫の引き取り・負傷動物の発見・繁殖制限【11】

犬・猫における都道府県の引き取り 引き取りを所有者から求められたときは、引き取らなければならない。 場所を指定することも出来る。 犬猫等販売業者から引き取りを求められた場合・終生飼養に反する安易な引き取り依頼に対して、引き取りを拒否することが…

ペット業界に必要な法律のことⅣ・動物販売業者の責務【8】

動物販売業者の責務 動物の販売→適正な飼養又は保管の方法について必要な説明を行う。 衝動買い等を防止する為、接客や販売説明書をもとに飼育方法を伝える。 動物販売業者は、規制を受けない動物、魚類・両生類・昆虫を販売する業者も含まれる。 例えば魚の…

ペット業界に必要な法律のことⅢ・動物の所有者又は占有者の責務【7】

動物の所有者又は占有者の責務 動物の種類・習性・生理・生態に応じて動物を適正に飼養、保管する ことにより、動物の健康や安全を保つように努めなければならない。 所有者→持ち主 占有者→実際に飼っている主 動物が人の身体や生命に危害を加えたり、生活環…

ペット業界に必要な法律のことⅠ・ペットの役割【5】

身体障害者補助犬 法律で認められている身体障害者補助犬 盲導犬=視覚障害者を補助する。 聴導犬=聴覚障害者を補助する。親友のトレーナーがトイプードルに聴導犬として育てるところをよく見させてもらったが、音に反応して知らせに来るようになった時は、…

ペット業界20年勤務し感じたこと。愛玩動物飼養管理士を取得後の振り返り【1】

毎年30万頭以上の命が消えている。 数十年前、私がまだ中学生だった頃、自転車で友達の家からの帰り道。どこからか急に横から子犬が飛び出してきた。急ブレーキを掛けたが間に合わず子犬の尻尾を轢いてしまった。 その事を知ってか、親犬がキバを剥きだしに…